樺恵子姉に現れた

キリシタン・宣教師霊人の再臨協助および復活にかんする証し

 

■最初の出現―2017年2月3日

 16世紀後半から17世紀はじめにかけて活躍した来日外国人宣教師の霊人が、九州の食口にはじめて現れたのは2017年2月3日、米国マティス国防長官の来日にあわせ、サンクチュアリ教会九州地区のメンバーが在福岡アメリカ領事館にトランプ大統領支援の親書を届けた日だった。

 宣教師は、やせ型の背の高い男性で、黒っぽい修道服を身にまとっていたので、イエズス会の司祭であったと思われる。福岡の松本さん、熊本の樺(かんば)さん、長崎の私(宮本)の3人と同行し、先行して領事館での私たちの活動を配慮してくれたようで、公安警察との面会を可能にしてくれた。その際、宣教師霊人はサンクチュアリ食口たちに対し、「あなた方が(国家主権につながる)行動をしてくれたので、私たちも動くことができます。きょうのこのことが(今後の摂理展開の)新しい一頁になります。」と告げた。

【写真=1622年、宣教師と一般信者計55人が処刑された長崎元和大殉教図、頭巾のない黒服姿がイエズス会司祭】

■2回目の出現―2017年2月10日

 次に宣教師が出て来たのは、樺さんの自宅で伝道対象者ふたりとともに松本さんから原理講義を受け、「イエスの降臨とその再臨の目的」を聞いた2月10日。同じく「黒い修道服を着て、首に十字架のロザリオを付けた」宣教師であったが、前回現れた人物とは異なる、司教クラスの宣教師と思われた。後方にたくさんの部下(宣教師)を従えていたからだ。

【写真=樺姉(中)、松本さん(右)】


 リーダー格の宣教師は、樺姉、他のふたりの伝道対象者とともに「原理」を受講し、イエス・キリストの十字架とその救いの限界を悟ったようで、胸に付けていたロザリオの十字架を左手で引きちぎり、捨てた。すると、それを見ていた後方の部下宣教師も同様に十字架をちぎり捨てた。

 この日は、松本さんと伝道対象者が帰宅したあとにも、樺さんに再び現れた。何度も姿を現すのは、それだけ「伝えて欲しい思い」が強いからだ、と樺さんは言う。

 ロザリオの十字架をよく見ると、紐は古びていて、十字架のほかにもメダイなどが付いている。かなり昔のものであると思われた。

 宣教師が言うに、「聖書に〃キリストは雲に乗ってくる〃と書いてあるので、私たちはそれを信じてきた。しかし、原理の御言を聴いて、そうではないことが分かった。メシヤは地上に肉体をもって誕生され、今はもう二代目後継者の時代になっている。この事実を世界中のクリスチャンはまだ知らない。私はそれを早く知らせなければならないので、こうして、あなた方とともに原理を勉強している。」とのこと。

 樺さんは、「サンクチュアリ教会の食口たちの背後に、クリスチャン霊人がいる。それを意識して原理を学び、御言を訓読してほしい。できれば、地上の食口たちは霊界の霊人たちの気持ちを分かってあげる努力をしたい」、と添える。

 彼らこそメシヤを一番に待ち望んできた人たちだ。再臨主アボニムも、日本にこのような新約のキリシタン歴史、殉教史、信仰史があることを知っておられる。それゆえ、再臨主お父様は、彼らキリシタン・宣教師霊人たちを、何とかして天国をつくる摂理に動員したいと思っておられるのだと思う。

 

 2月10日に宣教師が樺姉に出てきた話を、電話で直接聴いたとき、樺姉は私(宮本)が2月12日に上京して日本サンクチュアリ本部教会での礼拝でキリシタン史について紹介することにふれ、「宮本さん、必ず誰かに出会いますよ。」と、ちょっと気になるひと言を付け加えた。

 

■日本サンクチュアリ本部教会礼拝 「かくされた光、今…」

 2017年2月12日、日本サンクチュアリ本部教会で日本キリシタン史を紹介する企画は、江利川総会長の配慮で実現した。一般社会の諸歴史講座で講義する活動は以前から継続してきたが、教会の礼拝の場でキリシタン史を語るのは、はじめてであった。

 集まった食口は、首都圏から約50人。その中には、九州出身者も多くあり、元カトリック信者、プロテスト信者もいた。原田さんの司会、佐賀出身の馬場さんのピアノ伴奏、そして小林さんの熱い祈りで始まった。タイトルは「かくされた光、今…」。2代王亨進様が2016年4月10日に特別解怨祝福された島原の乱(1637―38)原城における3万7千人殉教事件から切りだし、「転(ころ)びキリシタン」がその信仰の生命を維持するために重視した「コンチリサン(深き後悔の祈り)」のこと、そして、国家権力がキリシタンを排除弾圧した時から400年~430年の蕩減期間が経過していることなど、紹介した。

 それらは、時間の制約の関係で取捨選択して絞り込んだ、日本人キリシタンの信仰世界にかんするものであったが、続く懇親会(質疑応答)では参加した食口たちから熱心かつ的を射た質問が相次ぎ、結局は語るべきことがらのほとんどをカバーすることとなった。礼拝時間を含め4時間余りにわたる(わたしにとっては)〃格闘〃であった。今まで経験したことのないような、食口たちとの深い交歓のひとときであった。

【写真=礼拝(上)、懇親会(下)】


■霊界で「キリスト教を信じて他界した霊人たちの再臨復活」役事

 首都東京における地上界での格闘の時間、霊界では何がなされていたのだろうか。樺姉は、遠く熊本に居ながら、時空を超えてその事実をつかんでいた。

 都内の宿に戻り、疲れ果てていた私のもとに、電話が入った。19時14分のことだ。樺姉は2日前に預言した「出会い」のことから聴いてきた。その時、わたしはまだ気付いていなかったので、とりあえず礼拝と懇親会で食口たちとの感動的な〃出会い〃があったことを伝えた。

 樺姉は、「2月10日に話した〃誰かに出会う〃というのは、そのことです。宮本さんがキリシタン先祖について、礼拝・懇親会でこれまで誰も話したことがないことを証ししたので、その場を通して霊人たちもお互いに〃出会った〃ということです。彼らは、とにかく喜んでいます。『わたしたち(キリシタン先祖・宣教師たち)のことを何十年もかけて宮本さんが見守ってくださったことに感謝申し上げます。ありがとう。ありがとう。』と言って喜んでいます。『やっと(ようやく)解放されました。』と、〃やっと〃という言葉を言われましたよ。『宮本さんが(キリシタンゆかりの)長崎の人で(よかった)。ありがとう。ありがとう。何十万人ものキリシタンが救われました。』と言っています。

 わたし(樺さん)も以前、天道(教)をしていたとき、長崎や島原の原城の殉教地を何度も訪ね、水と塩をまいて、浄めをしてきました。でも、他の宗教がいくらそんなことをしてもダメなのです。再臨のキリスト、メシヤをいただくサンクチュアリ教会でないと―。サンクチュアリ教会が最高なのです。三大王権が立っているからです。

 彼ら(キリシタン霊人たち)は、『これから、地上天国をつくるために働きます。そのために先頭に立ちます。』と言っています。」

 

 ―このように樺姉は、私が口を挟むことができないほどの勢いで、この日の霊界での出来事を伝えてくれた。

最後に、「きょうの地上での〃出会い〃が条件となって、霊人たちが解放され、引き上げられました。〃クリスチャンの門があいた〃(という)ことです。これまで私のところに来ていたキリシタン・宣教師たちも全部、宮本さんに付きました」、と付け加えた。

 

 ――これらの報告を聞いたあと、私は原理講論の復活論―キリスト教を信じて他界した霊人の再臨復活―を思い起こした。そこ(日本語原理講論227―28頁)には、「新約時代に、地上でイエスを信じて楽園に行った生命体級の霊人たちは、メシヤが再臨されたのち、全部地上に再臨するようになる。その霊人たちは、地上の聖徒たちをして、再臨されたイエスを信奉して生霊体級の霊人体を完成するように協助することによって、彼らも同様な恵沢を受けて、生霊体を完成するようになるのである。」とある。

 

 続いて挿入されているマタイ福音書18章18節の聖句―「あなたがた(地上の聖徒)が、地上でつなぐことは、天でもみなつながれ、あなたがたが地上で解くことは、天でもみな解かれるであろう。」は、私がこの方30年、キリシタン史の調査研究に取り組む中で〃拠り所〃とした御言であった。「地上の聖徒たちが解いてやらねば、霊人たちにつながれたものが解かれない。…このように霊人たちは地上の聖徒たちに再臨して、協助してこそ復活できるようになっている。」―と「復活論―完成再臨復活」の項に記されているが、この日(2017年2月12日)、たしかにその事が成された!ということであろうか。

 

■兄弟姉妹が心をひとつにするなら、そこに天の父がいる!

―しかし、間違ってはいけないことがある。そのようなことは、決して人間業でできることではないのだ。前出の聖句(マタイ福音書18章18節)に続いて、イエス様は次のように明言している。

 

 「19また、よく言っておく。もし、あなたがたのうちのふたりが、そんな願い事についても地上で心を合わせるなら、天にいますわたしの父は、それをかなえてくださるであろう。20ふたりまたは三人が、わたしの名によって集まっている所には、わたしもその中にいるのである。」(マタイ福音書18章19~20節)

 

 ―そうです。2月12日、あの日本サンクチュアリ本部教会における礼拝・懇親会の場に、天の父と真のお父様の聖霊が臨み、復活の役事をされたのだ!

 私のような罪人に目をかけ、声を掛けてくださった江利川会長に感謝申し上げます。首都圏サンクチュアリの食口たち、そして、そこに至るまでに係わってくださった樺姉、松本さん、大分の阿南ご夫妻、その他おおくのサンクチュアリの兄弟姉妹たちとのすばらしい〃出会い〃により、記念的な再臨復活の役事がなされたことでした。その喜びと栄光を天にお返しします。私には、畏れ多い、のひとことに尽きます。

 全国のサンクチュアリ兄弟姉妹たちの背後には、キリシタン先祖がいます。わたしたちがもう少し彼らを意識して歩むなら、このような役事がなされるにちがいありません。そして、勝利された再臨主お父様の「聖霊の甲冑」とともに、彼らキリシタン・宣教師霊人を天軍として味方に付け、2代王とともに、国家・世界次元のこれからの闘いを勝利していきたいと願います。

2017年2月15日、

長崎県島原、宮本記 

 ※追記1、上記の御言―復活論の部分―を講話のおわりに拝読するつもりで原理講論を教会のピアノの上に置いていました。ところが、その時間もなく、また予想以上に懇親会が長時間に及び、ついに置き忘れてしまいました。その日の夜、これを宿まで届けて下さった榎さんご夫妻、感謝します。また、娘さんには講話で使用した写真・文書史料の投影作業を手伝っていただきました。

 

 ※追記2、霊界の宣教師霊人にかんするこの証しは、できれば、霊界を見ることのできる樺恵子姉が直接、報告される方がいいかもしれない。いつの日か、その機会が訪れることを祈念します。