世界平和統一家庭連合
協会長 徳野英治様
退会届
○○○家庭教会
K.T.
M.T.
昨年の2月10日、ある教会責任者から一通のメールが私のもとに届きました。その内容はこうでした。
「教会は今後亨進様をサタン呼ばわりするでしょう。三男の顕進様や神山会長をそう言っているように。正直、お父様の願いとかけ離れた教会の中で2世をどう育てていけばいいのだろうと頭を抱えています。お父様、亨進様の願いに従うとおのずと教会からはサタンと見なされます。(おかしな話ですが)○△□さんは教会組織に盲目的に従うでしょうし、□○部長、△□部長は公職者なので同じでしょう。このまま教会に2世を預けて大丈夫だと思いますか?」
このメールをいただいたことをきっかけとして、私は真実を自分自身で確かめようと色々調べ始めました。そして、亨進様の語られた「沈黙を破って」をはじめ、いくつかの説教を知ることになりました。
私はこの道にきたのも真理を求めてきたので、真理がどこにあるのか自分で確認したかったからです。そしてあの素晴らしい亨進様がここまで言うには何か事情があるのだろうと思ったからです。何が神で何がサタンなのか、自分自身で探さなければと思ったからです。その後1か月間仕事も休み、どこに真理があるのか調べ始めました。家庭連合の言い分もたくさん調べました。対策のDVDも全部見ました。そして真実を見つけました。その真実はお父様が聖和される前、代身者、相続者としてお父様が任命した亨進様のところにありました。ですから、私はお父様とひとつになって役事しておられる亨進様にしたがいます。
私は1986年に入教して以来30年間、み旨成就の為に頑張ってきました。ただひたすら前線伝道と献金摂理を勝利する為に私の父と共にすべての財産をささげてまいりました。それも神の願いを地上に成就するために、日韓トンネルが開通する日を信じてベーリング海峡に橋がかかることを信じて。国際ハイウェイが完成して神様の一日生活圏ができる事を信じて。韓半島の南北統一が実現することを信じて。でもすべて裏切られた気持ちでおります。心から信じて疑わなかった神様と霊界を信じ、お父様をメシアと信じて侍っているはずの最高幹部たちの不正。公金横領。10年間、日本の総会長を務めていた劉大行(劉正玉)会長の8億といわれる公金横領、清平における金孝南氏の300億近い使途不明金。日本の食口が破産宣言までして家、土地、屋敷を売り払ってまで献金した公金で私腹を肥やしていたというとても信じることのできない事実。神と霊界とメシアを信じているはずの幹部達は、本当は信じていなかったのですね。だからそのような事ができるのですね。お金もうけのための宗教職業としてお父様に仕えていたのですね。お父様があまりにもかわいそうです。すべてを許し、愛し、最期まで信じ続けて聖和されたお父様です。
あまりにもショックであまりにもかわいそうで、そのように聖和されたお父様を思うと涙が流れて川のようになります。それでも責任者はこう言います。「神様がすべて知っておられます。あなた達が献金したことはしっかりと天に蓄えられております。条件になっています。そのお金をどう使うかは、間違って使えばその人が天に裁かれますから、その使い道を詮索する必要はありません。」と。でも、私は思います。そのことを正当化するのではなく、悪は悪として分別するべきではないでしょうか?間違ったことはしっかり認めて悔い改めるべきではないでしょうか?悪を悔い改めもしないで悪のままで絶対許すことはできません。そのすべての真実を覆い隠す事なく、日本のすべての食口達に知らせるべきではないでしょうか?純粋な日本の食口達に真実を知ろうとする道さえ与えない教会。「見るな。聞くな。疑いのある人に接触するな。そうすればひっかかる。サタンが入る。」そのように恐怖感を植え付け、真実を知ろうとする事を悪だと教え込む教会。組織の言う事にただ盲目的に従い、そこから外れることを恐れる現場の幹部達。アベルが死ねと言えば死ぬのですか?
献金させることだけに意識があり、食口の傷ついた心を分かろうともしない、愛そうともしない教会長、婦人部長、区域長、家庭部長。何故謝罪することができないのでしょう。食口の心をズタズタに傷つけ、心情蹂躙し、悪いとも思わない絶対謝罪しない責任者達。自分が神の代身だと思って食口達を見下げているのでしょうか?
日本を代表する徳野会長様。幹部の不正があった事が事実なら、何故そのことを謝罪して許しを請うことをしないのでしょうか?「申し訳なかった。これから改善します。そのように努力しますから、みんなで心ひとつになって愛し合って頑張りましょう」と何故言えないのでしょうか?このことでどれだけ多くの食口達が傷ついているのか分かりますか?まだまだ知らずに純粋な心で献金し続けている食口がたくさんいます。悩みながら誰にも言えずに歩んでいる食口がどれだけたくさんいると思いますか?どれだけたくさんの食口の心を心情蹂躙してきたか分かりますか?
教会のどこに真の愛が流れているのでしょうか?ただ自分の地位を守り、生活を守るために保身のためにいらっしゃるのですか?ただ今の生活を守るためにそのようにされるのですか?永遠の生命の方が大切なのではないですか?どうか、亨進様の事をただ非難するのではなく、心の扉をひらいてその声を聞いて下さい。一見攻撃的に見えるかも知れませんが、その奥にある真実の声を聞いて下さい。誰よりもお母様を心から愛しておられるのが亨進様です。その亨進様がなぜあそこまで言わなければならないのか、そうさせているものは何なのか?心をひらいて聞いて下さい。亨進様は愛の塊のような方です。それをささえるヨナ様も愛の塊のような方です。お父様は亨進様と共にいらっしゃいます。私は確信します。そのお父様を否定する家庭連合には、もういることができません。心をひらいて亨進様のみ言に耳を傾けて下さい。あの素晴らしいお母様のお子様です。間違ったことを正してすべての人類に真の救いを与えようとしておられます。お父様の願いとひとつになっておられます。間違っている幹部達に惑わされているお母様を助けたいと思っていらっしゃいます。家庭連合の対策のビデオでは、亨進様は代身者、相続者ではあるが、後継者ではないと言っていますが、お父様のすべてを相続し、お父様の代身者となる方が後継者なのではないですか?法律用語をうまくすり替えて都合の良いように食口達に言っているようにしか思えません。
エサウを祝福する時、ヤコブがその祝福をだまして奪ったけれど、その祝福は間違ったとは言いませんでした。一度あげた祝福はかえることができないと言ったのではないですか?歴史が証明しています。お父様が亨進様を選んだのです。「亨進を超える者はいない」とお父様がおっしゃいました。そのお父様が選んだ亨進様をなぜ否定するのですか?責任を果たさないからと言うのですか?そのようなことはありません。お父様が相続者として祝福したのです。どんなにたとえ足りないとしても、そのお父様が決めた亨進様をお母様は最後まで母子共助して支え続け、勝利することが必要だったのではないでしょうか?でも母子共助することなく、アメリカに追い出したお母様なのです。私は亨進様を信じます。そして素晴らしい亨進様を生んで下さったお母様を尊敬し、感謝いたします。
一日も早く、お母様と亨進様がひとつになる日が訪れる事を、真の家庭がひとつになることを祈ります。
私は唯一心残りなのは霊の子女の事です。霊の子を残したまま退会するのは心苦しいですが、霊の子の永遠の生命に最後まで責任を持つ者は教会長でもなく、婦人部長でもなく、区域長でもなく、家庭部長でもなく、霊の親です。今は組織の中でアベルに従う事が善であり、アベルに従わない事が悪であると教え込まれていて、それを信じている霊の子達は聞く耳を持たないと思います。でも私は聞く耳を持つ日が訪れる事を信じます。真実の愛があれば、いつかきっと分かってくれる日が訪れることを信じます。必ず霊の親の責任で、真実の愛で救い出します。
責任者の皆様、どうか真実の声に耳をかたむけて下さい。真実を知ってしまった立場で家庭連合にいる事はできません。6月1日付けで退会させていただきます。今までお世話になり、ありがとうございました。いつの日か、またひとつになって天一国実現の為に共に歩める日が訪れることを心から信じております。退会に伴い、真の家庭運動推進協議会も退会させていただきますので、退会手続きと口座引き落としもストップしていただきますように、手続きよろしくお願い致します。30年間たくさんお世話になり、ありがとうございました。
2016年6月1日
○○○教会
3万双 既成祝福